【読書レビュー】眠れなくなるほど面白いシリーズ 経済の話 学び直しの手引き書 大人の教科書
【読書レビュー】眠れなくなるほど面白いシリーズ 経済の話
こんには!まるんです🙆♂️今回はこちらのレビューをご紹介。眠れなくなるほど面白いシリーズ 経済の話 こちら2018年出版ですが、今こそ必要な知識を授けて頂ける良書でした!
- 原価を見極めろ!経済の本質
- 揶揄されるアベノミクスの問題点とは?
- やっぱり安さが原因?日本の問題
原価を見極めろ!経済の本質
本書では5部構成となっており、経済学の実例から日常でどう活かされてるのか紹介しつつ最後は日本の問題にまで言及している読みやすい構成でした。
中でも、「原価から読み解く経済」はビジネスオーナーに欠かせない思考とやり方が紹介されてました。
ファストフード店のハンバーガーや牛丼の減価率は40%?!まず、そもそも飲食店が減価率30%以下で回してる事に驚きですが、どれだけこだわり食材と打ち出していても30%程で作られてるのも驚きです。残り70%に相応しいサービスなのか吟味したいところですね。外食が贅沢と言われる所以が分かりましたね。
さて、40%を超える高原価でも利益が出るのは、サイドメニューで回収されてるのだそう。ハンバーガーセットメニューであればドリンクやポテト、牛丼セットであればお味噌といった具合いでバランスを取っているそうです。
- ドリンク 2〜5%以下
- ポテト 10%以下
- お味噌 15%前後
我々が食べてるものは、とても安い食材を味付けで騙されているのかもしれませんね。
揶揄されるアベノミクスの問題点とは?
さて、先程で社会に出回る"食"の安さに、気づかれましたね?このまま賃金が上がらず、利益を削る経営が続くといよいよ食の安全が脅かされる事態も近いです。
なぜ、このような状況に至っているのか?
「アベノミクス」による経済政策も関わっているのではないかと思います。
インフレ率上昇を期待し行った政策です。この政策が印象を残したのは、円安を拡大させ輸出企業を活況にさせた事でした。しかし、名だたる大企業の経営は改善したものの、その利益が社会へ還元される事はなかったためインフレ率2%のまま据え置きとなり給与も上がる事はなかった。
やっぱり安さが原因?日本の問題
躍起になって労働者の給与改善に奔走しています。それでも、改善しない給与体系にモヤがかかったような雰囲気を感じてしまいます。
人口が減り、働き手が少なくなる中、社会保障費が増大するこの時代。何としても今のシステムを維持したい者たちによって、着々と準備が進められています。
マイナンバーカードはその代表。国民の給与、預金、医療費に至るまでほぼ全ての情報を紐つける法を敷いているのは日本だけなのだそう。
この情報により、絞れるところからは余す事なく絞り取ろうと画策してるのです。いよいよ私たち国民でも、取れうる限りの税制対策を取らねば、暗い未来しか待ち得ないでしょう。
そんな中で生き抜くには、知識があなたを守ります。ぜひ、皆さんとともに知識武闘派になりましょう!以上、まるん🙆♂️でした。
類似参考書はコチラ