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【読書レビュー:安い日本】カルマの法則が収入を上げれる??

Amazon【読書レビュー】
「安いニッポン」から思う日本の現場とは?

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どうもこんにちは😃

まるんです。

今日は読書レビューを書きました。

安い日本と言う題名に目を引かれ手に取りました。

 

この本は、日本のサービスがいかに安価で質が高いかと言うことに気づかせてもらいました。

しかしその一方で

こんなにも質が高いサービスができる日本人の給料が上がらないのは何故かと言う点に気づきを与えてくれました。

 

今の日本ってどんな状況?

確かに日本の物価上昇率(インフレ率)は、全くと言っていいほど上がってません。

IMFによる20214月時点の推計:0.14%

 

それに加え、収入も全く変わっていないのではないでしょうか。

2020 厚労省の統計より、全世帯の年収中央値は437万円

 

そうこうしてる間に中国はすでに日本の年収を大きく上回り経済を大きく成長させました。

その証拠に、人件費高騰のためユニクロの生産工場は、中国から今ではアフリカへ変わっているのです。

 

他にもある!日本が安い証拠2

中国の爆買い現象です。

中国人が日本に旅行ついでに買い物をして帰っていると思ってる方が多いのではないでしょうか。

 

日本に有名な観光地があり、その良さに中国人が気づいたから観光に来たわけでは無いのです。

 

日本の収入が上がっていないその間に、経済成長したことで中国で買うより日本で買い物をする方が安くなったから買い物目的に日本にやってきていたのです。

 

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それを日本のメディアは、中国の爆買いブームが来たと喜んでいたのです。

本来であれば日本が、中国で爆買いをするような経済力になっているべきGDPですが何故か先に越されてしまった。

その理由は一体何なのかをこちらの本から考えさせられました。

 

安くなった原因とは?

どうしてこういった状況になってしまったのかその理由を考えていきましょう。

 

私が考える理由は一つです。

日本人の安売り根性ではないかと思います。

ほしがりません勝つまでは

そんな精神が根付いているのではないのかと思います。

それはつまり、お金を欲しがる事は卑しいことだと誰もが意識の底にあるためだと思っています。

かく言う私もその1人です。

 

新しい商品が出ても「高いなぁ。もっと安ければなぁ。」と、さらにもっと安くなるようにとつい心の中で思ってしまう。

 

また、大手企業が中小企業や個人事業の市場に参入し安売り合戦を仕掛ける。

その結果、あらゆる商品が安価で手に入ることが日本人に受け入れられるようになっていった。

 

安い商品を購入する=ほしがりません勝つまでは

 

そんなマインドが日本人に根付いているのではないかと思います。

 

打開するには!これ!

打開するにはどうすれば良いのか?

それは簡単です。

正当な値段で値引きをせず商品やサービスを購入することです。

 

言うはやすし。実際に行うにはとても難しいのは自分の身に染みて感じます。

どんな所でも値引き競争が始まる。

それは周り回って、自分が働く職場の値段も下げられていることにつながっています。

 

だから、その逆をやればいいと言う発想ですが、自分の給料が増えない状況で行うのには難しいことです。

おそらく皆さんうすうす気づいていることだと思います。しかし現状が変わらないため、実行が難しい。もし、これをほんとに実行できるんであれば、300円で食べている牛丼が11000円になってしまう未来がくるでしょう。

 

今の状況から考えてそれは到底受けられないことだと思います。

しかしいつかは、安売りをせずに正しい値段でものを売り買いする。

大手企業は中小企業の市場に参入しないような値段設定のルールをひく。

などでインフレ率を上昇させることができれば、今の苦しい収入からは解放されるのかもしれない。とこの本を読んで思いました。

 

もちろんこれを実施するとデメリットもあり、貧富の差が広がってしまう事が問題になると思います。

1つすればまた別の問題が起きてくる。

全てを解決する手立てがどこかに見つかることを切に願います。

 

その問題の渦中に自分が立たないよう、貯金や積み立てNISAで自己防衛していくことが重要だと思ってます。

 

皆さんも収入の防衛のためまた、インフレの防衛に備えて貯金や積み立てNISAに取り組んでいってますか?

今日は私が読んだ本のレビューをご覧いただきありがとうございました。

今の日本の現状を知り考えさせられる1冊でした。

今日お話させていただいた内容では語り尽くせない部分も多くあります。

気になることをぜひ手に取って読んでいただくことをお勧めします。

 

それでは今日もありがとうございました。また次の記事でお目にかかれること楽しみにしてます!